電気トリビア10>電気設備の災害対策①
感震ブレーカーってなに? 地震のとき電気火災を防ぐ小さなヒーロー!
地震のとき、一番怖いのは「火事」?
大きな地震が起きると、「火災による二次被害」が深刻になることがあります。
実はその多くが、通電火災と呼ばれる「停電後の復旧時に起こる火災」なのです。
たとえば──
・地震で倒れたヒーターがそのまま通電して発火
・破損した配線から火花が出て着火
これらを防ぐために注目されているのが【感震ブレーカー】です。
感震ブレーカーとは?
感震ブレーカーは、地震の揺れを感知して自動的に電気を遮断する装置です。
震度5強以上の揺れを感知すると、家庭内や施設の電気を遮断して、火災リスクを下げてくれます。
設置方法にはいくつかの種類があります:
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⚙️ 分電盤タイプ:分電盤ごと交換、電気工事が必要(高機能)
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🔌 コンセントタイプ:差し込むだけの簡易タイプ(費用も安い)
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🧲 外付けスイッチ落下式:ブレーカーに後付けして揺れで物理的にスイッチを落とす仕組み(電気工事不要)
義務化されているケースも?
一部の自治体では、避難所や福祉施設などでの設置が義務化されている場合もあります。
また、高齢者世帯や木造住宅の密集地などでは、設置補助金が出ることもあります。
トミデンではこんなご相談を承っています!
✅ 自宅や事業所に感震ブレーカーをつけたい
✅ 簡易タイプと分電盤タイプ、どっちがいいか知りたい
✅ すでにある分電盤に後付けできるか知りたい
✅ 補助金の対象になるか調べたい
など、お気軽にご相談ください!